教室から

- 子供の才能は無限大 -

私の子供が小さい頃「お母さんの握ったおむすびより、お祖母ちゃんの握ったおむすびの方が美味しい!」と子供たちはよく言っていました。もちろん、祖母の方が主婦歴は長いし塩加減とか握り方が良いのかも知れませんが、もしかしたら手の平から愛情エッセンス(?)や何かが出ていたのかも知れませんね、「美味しいおむすびを孫に食べさせたい!」という・・・・。でも私は衛生面を考えてラップを使うので手から出るその愛情エッセンスは届かないのかも・・・・? 愛情といえば、教室への子供たちの送迎を仕事帰りや休日の早朝からお忙しいなか、一生懸命に何年もして下さったお母さん、お父さん、お祖母ちゃん、お爺ちゃん、可愛い子供や孫のためとは言え、本当に大変な事だったと思います。それは子供たちに好きな事をやらせてあげたい、喜ぶ事をしてあげたい言う「愛情の塊」以外の何物でもありません。この無二の愛があってこそ、子供たちの才能の芽はすくすく育って行くのだと思います。ですから、子供の才能を開花させるためには、親や家族の「愛」がベースになっていることがとても大切な訳です。その子の才能を信じて愛情を持って、見守っていく事に尽きるのではないでしょうか?「子供の才能は無限大!」を信じて・・・・。2021.7.18写真を見るには上記タイトル「-子供の才能は無限大-」をクリックして下さい。

- 苦労と努力の違い -

「苦労」という言葉には大なり小なりダメージを受ける少しネガティブなイメージがあり、「努力」は反対に自ら自発的に自分のために大変なことを克服していくようなポジティブなイメージがあるように思います。こんな違いがこの2つの言葉にはある気がします。 子供のうちは「苦労より努力すること」が大切ではないでしょうか?確かに子供には「努力が足りない」と言いそうですが、「あなたは苦労が足りない」とは言わないでしょう。 私は大人にも「あなたは努力が足りないのでは?」と言っても、「苦労が足りないね」とは言わない方が良いと思います。苦労するより努力した方が大人だって良いに決まっています。 このことなら努力したい、頑張りたい!って内から湧いてくる感情が努力だからです。その気持ちは本当に自らが発した気持ちなので、同じ辛いことをしても、その辛さを克服できる強さがあります。努力は能動的、苦労は受け身(!?)2021.7.12 写真を見るには上記タイトル「- 苦労と努力の違い -」をクリックして下さい。                              

- 楽しむこと -

今でも忘れられない言葉があります。それは学生時代、卒業制作に取り組んでいた時です。先生が一人一人の所に回って来て、絵についてアドバイスをしてくれますが、ある女性の先生が私のところに回って来て「あなたはいつも楽しそうに絵を描いていますね。」と言ったのです。他にも具体的なアドバイスもあったと思いますが、その一言が思いがけず、嬉しかったのでずっと覚えています。また、私はその先生のお人柄や絵も大好きだったので、その先生から頂いたその言葉は宝石のように今でも私の心の中で輝いています。 そして、今度は自分が人に教える立場になった時、何人もの幼い生徒の絵を見ていて、楽しく描いたり、作ったりしている子は必ずどんなに時間が掛かっても、苦戦しても良い作品が出来るのです。それは教師や他人が良いと思うだけでなく、本人にとっても満足のいった、自分が作りたかった作品が出来て、自分にとっても良い作品が出来たということです。 科学的に言ったらドーパミンとか何とか幸せホルモンみたいな物が出てるからかもしれませんが、楽しく制作すると、各段にパフォーマンスが上がります。そして、その子の持って生まれたアートの才能はドンドン開花します。私は実際たくさんのそう言った事例を見ました。本当に子供の凄さにはビックリします。そして感動します。だから反対に小さい時ほど無理やり苦痛を伴う事を長くやらせたり、そういった環境に置くことは良くない事だと思います。少なくとも小学校の低学年位までは・・・・。表面的なことやテクニック的な事を向上させる努力や我慢は後回しにして、よりこの時期はその子が心地良い環境で、心から自らの力をドンドン発揮させられるように、周りの大人がしてあげる事が一番な気がします。 先日、世界的に有名な女性ギターリストの対談を見ていたら、ギターの先生だった父親と一緒に3才前から始めていたそうです。そして、それから30年近くやっていて、一度も辞めたいと思った事がないそうです。物心ついた時からギターと共に毎日過ごして、生活の一部にギターがなっているそうです。だから、ギターのない生活は考えられないから、辞める事も想像出来ないとの事です。それはそれとして、この天才ギターリストとも言われる彼女がそこに付け加えて言っていたのが「ギターを弾くことは楽しいこと」小さい頃から練習するとかではなく、「楽しい遊び、楽しい事と言うイメージでしかなかったから・・・・」でした。あ~長年の経験で私が感じた事は正しかったと思いました。「人は楽しいと思う時に力が発揮される。」そして、彼女の様に一流の音楽家になるためには、もちろん想像を絶する努力があったでしょう。その努力が出来たのも「ギターを弾くのが好き、楽しいから」というシンプルなこの言葉に尽きるのですね。 多分、私の絵の先生も自分がその事を画家としてやってきてわかっているからこそ、私に言ってくれたのだろうなあーと時々思い出しては先生に感謝しています。生徒の皆さんこれからも楽しんで絵描きや工作をして下さいね。そして自分が本当に描きたい作りたい物を作った時の嬉しさをたくさん味わって下さい。そして、大人になったら、その楽しさ嬉しさを自分の子供や生徒、小さい子に教えてあげて下さい。2021.7.11 写真を見るには上記タイトル「- 楽しむこと -」をクリックして下さい。                          

- 感性を育てる -

前回載せた「自分を見つめる-2」にあるように、教室に来る子ども達はやはりクリエイティブな仕事(デザイナー、建築家、アニメーターetc.)を将来したい子がとても多かったのにビックリしました。そこで、今回はこの夢を叶えるために、「今できる事は何か?」についてお話したいと思います。 今、この幼少期に出来る事は一言で言って「芸術的センス、感性を今から育てる」と言うことでしょう。技術的な事は後からでも十分磨いていけますが、センスや感性は簡単に短期間では身につきません。豊かな吸収力のある幼少期の今こそ、センスを磨いたり、感性を育てる時です。 例えば、色ひとつとっても、それぞれの国で独特な呼び名があります。私は学生時代に日本の色を学びました。その中で好きだった色は「萌黄色(もえぎいろ)」で、これは春に萌え出る草の芽を表す色です。若草色とも呼ばれている色です。現在では「黄緑」と言われている色に近いです。でも「黄緑」と言ってしまうと、緑に黄色が混じった色と言う事務的な感じがしますが、「萌黄色」と言うと、芽吹いたばかりの柔らかい植物の芽、春が来たばかりの色と頭の中で色々感性のアンテナが働きます。最近ヨーロッパの伝統色について書かれた本を目にし、興味があったので購入しました。見てみると、日本と同様にイタリアでは「ブル・カープリ(カプリ島の青の洞窟の青)」があります。その色は洞窟の幻想的な青を連想させる青です。また、フランスでは「ジョーヌ・ドゥ・プロヴァンス(プロヴァンスの黄色の意味)」があります。その黄色は南フランスプロヴァンス地方を代表する「ひまわり」を始めとする黄色の花々の色です。ゴッホが描いた「ひまわり」の黄はその代表的作品だとありました。この様に黄緑、青、黄色をとっても、その国によって様々な呼び名があり、とても面白いです。これは、それぞれの国で見ている空、大地、森や街並みの色が違うからでしょう。でも、私たちは自然から豊かな色彩感覚を学ぶことが出来るということは共通ですね。ですから、子供のうちから沢山の「自然の美」を感じさせてあげて、赤ひとつとっても自然の中には様々な赤があることに気づかせてあげる事が大切なのです。 また、人が美しいと思うには必ず理由があります。美しい風景、それにも理由があります。色の組み合わせ、配置、分量が適切だから美しく見えるなど・・・・。もちろん、それは自然が偶然もたらした物ですが、幼少期こそ、そんな美しい物をたくさん見て五感すべてを使って感じて欲しいです。そして、また、自然の心地良い音、味、肌ざわり、香りそれらをたくさん味わって欲しいです。それらは将来きっと役立つと思います。ちなみに私は子供の頃から夕立が大好きでした。暗くした家の中から眺める、神秘的な稲光り、バケツの水をドバッと捨てた様な土砂降りの雨の全てを洗い流すような風景と音、その時にワッと地面から匂い立つ土の香り、きっとそれらは今も私が絵を描く時、無意識に私の絵にきっと存在しているでしょう。そして、初めて父と行った潮干狩りで見た海の青、海が好きで今まで何枚か海の絵を描きましたが、眩しい程にキラキラしていた初めて見た海の色できっと毎回描いている様な気がします。❤❤❤ そして次回は「一つの事を長く続けて、追究していく上で大切な事」についてお話します。2021.7.8 写真を見るには上記タイトル「-  感性を育てる  -」をクリックして下さい。

<自分を見つめる-2>

自分を見つめる-1に続き、今回はその2として、「自分は何がしたいの?何が好きなの?一番大切な物は?」と自分に問いかけてみました。やはり、教室に来るだけあって、みんな制作する事が好きなようで、「デザイナーやアニメーターになりたい。何かを作ることが好き!」とかが圧倒的に多かったです。そして、その思いを絵に描いている姿は楽しさに溢れていました。また、「お母さんが一番好き!」と言って、お母さんを描いた子もいて、自画像で人物の描き方を学んだ直後でもあって、それはそれはお母さんそっくりで、お母さんがホント大好きという気持ちがしっかり感じられました。自分って何が好きで、何が嫌いとか改めて考えることも時には、自分を知る良い機会になったかも知れませんね。今回やはり子供たちは絵を描いたり、工作したりが好きなだけあって、デザイナー、イラストレーター、建築家、アニメーターなど何かしらアートに関係することを将来やってみたいと思う子が多かったのにビックリしました。そこで次回はそれらの人達に「なくてはならない感性」について話したいと思います。2021.6.29写真を見るには上記タイトル「自分を見つめる-2」をクリックして下さい。                                      

<自分を見つめる-1>

今回自分を見つめると言うテーマ(その1)として、自画像をパステルで描いてみました。その前にエクササイズorストレッチとして(?)、まず自分の手を色々なポーズで描き、複雑な肌の色を表現できるように見る練習をしました。そして、本番では各自の鏡に映る自分の顔をまじまじと見て、たくさんの事を自分の顔の中に発見し、絵に表現できたと思います。こんなに長い時間、自分の顔を見る機会なんてなかったと思います。特に子供の頃なんて・・・・。きっと一人一人が自画像を描くことで表面的なことだけでなく、たくさんの自分の内面への気づきがあったことでしょう。自分ってこんな人間だったんだと・・・・。写真を見るには上記タイトル<自分を見つめる~!>をクリックして下さい。2021.6.5                                                      

ー 母の日カード「Paper quilling」 ー

先日探し物をしていて、ふと引き出しを開けると、かなり前に子供がくれた母の日カードが出て来ました。少し色褪せてシミになった所がありましたが、心を込めて作ってくれたPaper quillingの花やメッセージは鮮明に当時のままでした。思わず見ながら2度目の感動をしてしまいました。教室でもお母さんの大好きな色や趣味などを考えて、思い思いに考え抜かれた作品が出来て感動しました。いつもなら、私は母に花や大好きなカステラを贈るところですが、今年は子供たちに触発されて、コロナ渦でなかなか会えない母に、私もオリジナルmother's dayカードを贈ろうと思いました。子供の頃からその笑顔で私を元気にしてくれた母、小さい時から母の笑顔が大好きでした。「Keeping smile mom!」多分これって世界中の子供全員の切なる願いですね。2021.5.9 写真を見るには上記タイトル「-母の日カード-」をクリックして下さい。

- 墨絵・コースター&色紙 -

春はひな祭りから始まり、梅雨入り前までたくさん行事がありますね。そこで、今回は「春と言ったら?」と言うテーマの墨絵で自分の思う春を描いてもらいました。ただ描くだけでは教室のアーティスト達の才能が発揮されないと思ったので、墨絵でのコースターや色紙に和っぽく描いてもらいました。墨の濃淡だけでも十分に春色の世界を感じられる作品ばかりです。写真を見るには上記タイトル「墨絵・コースター&色紙」をクリックして下さい。2021.4.29                                                        

 ~ 春ウララ ・・・・ ハリガネ細工で ~

早いもので今年になって、あっという間に3ヵ月が過ぎてしまいました。この時期は別れと出会いの季節で新旧入り混じって、私の心は複雑です。ワクワクする反面、寂しい何とも言えない季節です。そんな季節を子どもたちが、ハリガネ細工で美しく表現してくれました。子どもたちの作品からはワクワク、ウキウキ、ポカポカした春を感じます。この作品のように、子どもたちにとってウキウキ、ワクワクな楽しい季節になりますように・・・・。写真を見るには上記タイトル「~春ウララウ・・・・ハリガネ細工で~」をクリックして下さい。2021.4.3                                                                                                          

- Happy Valentine テーマはLove -

バレンタインにはいつも工作でカードやプレゼントを作ったりすることが多かったのですが、今回はバレンタインに飾る「LOVE」をテーマにした絵を描いてみました。そして、油絵風にも描けるようにキャンバスにアクリル絵の具で. . . . 。初めは、キャンバスに油絵用の筆やペインティングナイフを使って描くことに戸惑いがあった様ですが、そこは子供たち、使いだすと、こちらの予想を遙かに超え、思いつかない様な使い方をして描きだしました。一人一人が思い思いの「LOVE」の意味を考えて描かれた作品が次々と出来上がるのを間のあたりにし、Hartもポカポカしてきました。そして、その作品一点一点がかわいらしく愛おしく、見ているうちに目頭が熱くなってポロリと感動の涙が. . . .。多分私だけでなく、その絵を家に持ち帰り飾った家族もきっと感動の涙が. . . . 。子供たちのパワーって凄いですね!周りの人に「LOVE」を与えて幸せな気分にする事が出来るのですから. . . . 。私はいつも、こんな素敵なパワーを頂いています。“ありがとう”を何度も言っても足りない位の・・・・本当に生徒の皆さんありがとう。♥ 写真を見るには上記タイトル「- Happy Valentine -」をクリックして下さい。2021.3.9                                                                                          

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